ジェイミーのコンサート

前回のコンサートがNHKで取り上げられ、すっかり全国区で有名になった表題のコンサートを聴いてきました。
家内は何度も参加していますが、平日の11時からという設定は普通の勤め人には無理な時間。今回が8回目だそうですが、私は初めて出掛けました。いわばジェイミー・デビューですよ。
60ウン歳にして漸く時間が自由になった身ですからね。
「透き通る青い瞳のジェイミー少年と過ごした2年間を記念して贈る一流音楽家による心をこめた大人のコンサートと茶話会」、チラシにはそう書かれています。
英国在住ピアニスト・小川典子が体験した自閉症児ジェイミーとの触れ合いが切っ掛けで生まれたコンサート。
彼女の活動に共感した川崎市が後援、ミューザ川崎内にある市民交流室で行われます。
最初は細々と始められたシリーズ、次第に輪が拡がって、参加する人も増えてきている由。家内の解説では、今回は男性の参加者も随分増えたのだそうな。
小川典子のピアノに毎回ゲストが加わる形式で、ゲストの選択基準は「一流の音楽家」ということ。今回の一流は同じピアニストの田部京子、いや人呼んで「食べ狂子」さん。本人が言ってたんですから、悪しからず・・・。
演奏された曲目は、
ディーリアス/春初めてカッコウを聞いて
シューベルト/幻想曲へ短調作品103
ブラームス/ハンガリー舞曲第5・6番
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲第10・8番
そう、全てピアノ連弾曲。オリジナルがピアノ連弾でないものはどれでしょう? というクイズになりそうなプログラムでしょ。
アンコールもあって、フォーレの組曲「ドリー」から子守唄。
間に挟まれる小川のトークは、相変わらずユーモアに包まれたもの。会場もドッと沸きます。
コンサートの後は出演者等からクッキーとお茶が配られ、質問などの時間。
次回のゲストは・・・。エッ、座頭市?

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